Sep 21, 2005

ネット保守=反体制派

ネットウヨ(右翼)、ネット保守などという言い方がネット界で使われるようになっているようだ。
実際、ネットでも自民が圧勝 支持ブログ、民主の2倍(共同通信9月16日 = Yahoo! NEWS)というように、統計的にもネット上で自民支持という“保守優勢”の結果がでている。

この“保守”の増加の理由はいくつかあるだろう。
その中の一つに「反体制派である」ということをあげたい。

世の中の傾向として、若年層は“反体制”に走りやすい。
かつての日本での学生運動もそうであったし、韓国の学生運動は現在進行形。
中共では、天安門事件に象徴される逆のベクトルでの学生運動がある。
ネットいう若年層が多い世界においては、そうした“反体制”の意見が多くなるのは必然であろう。

そして、もう一つ、ネットではマイノリティの意見が増幅されやすいという傾向がある。
これは、マジョリティーは現状に満足しやすく、自ら行動することが少ないのに対して、マイノリティーはマイノリティーであることによる不満から、自ら積極的に行動しているからだと分析できる。
ネット上では、実社会における自己を同一されにくいため、しがらみから離れた行動がしやすいからだ。
また、インターネットは検索性に優れるため、マイノリティはマイノリティ同士と出会いやすく、その行動が加速される(毎日会う相手より、たまにあう友達との方がはしゃぎすぎてしまうというやつだ)。

つまり、“保守”は『反体制』で『マイノリティー』であるということを、インターネット上で保守が強い理由の一つとして私はあげるのだ。
もちろん、“保守”とは一般に親体制である。実際、小泉氏は首相であるし、自民党は安定多数をもつ政権与党である。
では、どこが『反体制』で『マイノリティ』なのかといえば、第四権力とまでいわれる『スコミ』に対してだ。
ネット上の保守系言論の多くは、メジャーマスコミに対する批判・批難がセットになっている(このブログもそうである)。
メジャーマスコミ、言論人(特に朝日、毎日系)の多くが『反権力』を売り物にしている現状の中、『反権力』権力に対する『反体制』=保守、という構図だ。
もし、朝日・毎日(+共同?)がこれほど力をもっておらず、産経・読売のような報道内容しかメジャーマスコミが報じていなければ、保守はマジョリティとなり、保守系言論はこれほどネット上に溢れていなかっただろう。
そして、『反体制』『マイノリティ』として、朝日・毎日系言論がネット上で優勢になっていたのではないだろうか。

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