May 18, 2005

何をしても叩かれるJR西日本

尼崎事故「公言禁止」文書を配布、車掌ら押印させる(読売新聞5月17日= YOMIURI ONLINE)という記事が出た。
プライベートまで含めた自粛要請と、事故の公言禁止という内容である。
この記事では、この公言禁止をまるで、事故の隠蔽工作であるかのように表現している。
しかし、JRの職員が事故の事を世間話であるかのように話をして、反感をかっているという事実(投書)もあった。
話題に出すことを自体を避けるべきだという判断は全く不思議ではないし、そのような風潮をつくりだしたのは当のマスコミであろう。
公言しても叩く、公言しないようにしても叩く。
結局、JR西は何をしても叩かれるだけではないか。

さらに、同内容を報じたJR脱線事故 「社員は公言自粛を」 列車区長名 文書配布、誓約求める(産経新聞5月17日=Sankei Web)では“ある関係者は「『不適切な事象』が相次いだのは、ある意味で会社の体質。社会からの批判を避けるため、個々の社員に署名・捺印を強要するのはおかしい」と批判。「上から社員を抑えつけようとしている」と反発している。”などと結んでいる。
このある関係者は、内容からしてJR西の社員、おそらくは労組関係者なのだろう。 確かに、本来、自粛とは「自ら」行うものであって、要請する自粛というのはおかしくはある。だが、要請しなければならないような行動をしてきたのは社員に他ならない(個人旅行まで叩くようなマスコミの姿勢はおかしいと思うが)。
そして、そういった行動をしたのが「社員」自身であり、社員もまた会社の体質の一翼をなしているというのに、すべてを管理側の責任にするような、この発言はどうであろうか。
これこそ、JR西の悪しき体質であろう。
国鉄から引きずる労使の状況を改めなくては、会社の体質改善など不可能に違いない。

Posted at 00:47 in 社会 | WriteBacks ()
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