May 16, 2005

米牛肉輸入解禁上等

米国産牛肉の輸入解禁が話題になっている。
若齢牛を検査しないという米の方針のまま解決されることに、不安の声があがっているし、米の圧力に屈したという批判もされているようだ。
が、私は解禁しても全くかまわないと思っている。

まず、若齢牛の検査というのがあまり意味がないというのは事実であるらしい。
であるならば、禁止するというのは確かに無理がある。関税障壁とみなされてもやむをえない。

一方、国産牛のほうは、全頭検査を続けるという。
それならそれでいいではないか。
きちんとした表示さえしてくれるのであれば、消費者は「高くても安心」「安くて不安」のどちらかを主体的に選択するだけである。

だから、輸入を解禁しても構わない。
その結果、米牛肉が売れるのか、売れないのか。
消費者に任せればいいだけの話ではないか。
それで、もし、米牛肉の方が売れるのであれば──しかたない。消費者は、多少のリスクはかまわないと判断したのだ。
それもまた、自由経済ではないだろうか。
そして、選択の自由を与えるかわりに、リスクは消費者が追う。
それが規制緩和の実態でなくてはならない筈だ。

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