Mar 23, 2005
結局、変わらなかったプロ野球
プロ野球のオープン戦もはじまり、シーズンインに向けて次第に盛り上がりを見せている。
今シーズンオフには、オリックス・近鉄の合併、ダイエー撤退とソフトバンク進出、楽天球団の設立、読売・西武両球団のオーナー交代と、表面的には様々な動きがあった。
が、本当に新しいことは、せいぜい、東北に球団ができたことくらいしかない。
つまり、結局は、球団単独での採算を考えるのではなく、親会社から広告費という形での支援をうけて、赤字を垂れ流すという構造は変わらないということだ(例外は巨人と広島)。
この状態である限り、球団は親会社の広告として、親会社の意向で振り回されることになる。ファンがそこに介在する余地はほとんどない。
そして、それこそが野球の地盤沈下を生んでいることに、親会社達は気づいていない。
唯一、事実上の独立採算制をとる広島こそ、身の丈経営というべきで、その年俸水準こそ、中堅球団の水準というべきだろう。
それだと、最高年俸が下がるから大リーグへの人材流出が防げないという意見もあるかもしれない。
しかし、そもそも大リーグ挑戦は、年俸ではなく「夢」としてチャレンジしているのではないか。だとすれば、年俸を上積みすることで引きとめようとしても、それは限定的な効果しかない。
むしろ、大リーグとの行き来はより自由度をあげるべきだ。
その上で、日本球団を選ぶような「魅力」「夢」を構築するように努力すべきである。
そのためには、親会社依存体質をやめ、ファンと直接向き合う球団独立採算に移行すべきではないだろうか。
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