Dec 16, 2004
事件報道のあり方
奈良の女児誘拐殺人、14日の脅迫メールに女児画像(読売新聞12月16日=Goo News)などで、奈良市の小1女児が誘拐・殺害された事件で、親族に、今度は妹を狙うというような脅迫が届いたことが明らかにされた。
報道されている状況からすると、犯人の行動に間違いないだろう。 まるで反省もなく、できるだけ早く逮捕してほしい。
それで、気になるのが、メールの無いように「妹」とあることだ。
ワイドショーなどで、被害者の家族構成は散々に晒されているから、このキーワード自体は犯人特定にあまり意味はないだろう。
しかし、もし、家族構成などが一切報道されていなかったなら、これは、犯人が家族のことを知っている(被害者から聞き出したという可能性もないとはいえないが)ということになり、犯人特定に役立つだろう。
また、「目星をつけている範囲」「携帯がGPSつきで、その機能・性能」といったことも報道されているが、これも、もしなかったら、犯人の携帯の使い方はかわり、思わぬところで「ボロ」を出していた可能性もある。
二次被害防止、捜査協力、捜査の監視、重大事件への社会的責務など、事件報道を行う必要性はよくわかる。
しかし、直接の事件以外の周辺のディティールの報道は、少なくとも被疑者の逮捕までは避けるべきではないだろうか。
現在の事件報道は、視聴率をとるがための、単なる覗き趣味に堕ち、結果として捜査も困難にしているように思える。
WriteBacks
http://gsnight.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/blosxom.cgi/shakai/ks041216.
http://gsnight.hp.infoseek.co.jp/?page=/shakai/ks041216.htm
※ISWEBの仕様の関係で、この記事にリンクをはる場合は上記URLでお願いします。
writeback message: