Sep 17, 2004
既得権者vs新規参入者
プロ野球の新球団に名乗りをあげた、ライブドアと楽天の加盟問題は、既得権者vs新規参入者の問題ととらえてみることも可能だろう。
既得権者(=従来の球団)はスクラムを組んで、新規参入者をブロック。彼らが思う方向に業界をもっていこうとしている。
これに対して、新規参入者(=ライブドア、楽天)は、業界への参入を訴え、構造改革を訴える。
しかし、ベンチャーとして成長した新規2社は、まさに、そうした既得権者と戦って、現在の地位を築いたわけであり、既存球団側が思っているほど甘い存在ではない。
それを、実際に知らしめたのが、先日のライブドアの会見(産経新聞9月16日)だろう。
この中で、本拠地に仙台を選んだことに、堀江社長は「(受け入れを)早く決断してくれたから。(来季から参入するために)スピーディーに話を進める必要があった」としている。しかし、それだけではあるまい。
100万都市であり、競合球団もなく、マーケットとして勝算があること。
野球熱が高いこと。
そして、なにより、“行政を巻き込める”こと。
早速、宮城知事も会見を開き、バックアップを約束している。
こうなると、既存球団側も、そう無碍にはできなくなるだろう。
しかも、来季、ライブドアに多少の不備があって参入できなかったとしても、もはや悪玉は既存球団側で決定している。悪くいわれることはあるまい。
最悪、来々季の参入を取りやめたとしても、7:3以上で既存球団側が“悪者”になるだろう。
もはや、ライブドアには(球団経営で赤字がでるとかの問題は別にして、企業イメージの観点からは)得にしかならないという状況をつくりだしている。
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