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Sep 15, 2005

野党再生への道

総選挙で惨敗した野党。
日本全体のことを考えれば、あまりに力がないのは困る。
既に天然記念物な社民党や、イデオロギーに殉ずる共産党はどうにもならないので、民主党と、国民新党・新党日本について見ていこう。

民主党惨敗の理由は、政策(マニュフェスト)が評価されなかったこと、その政策自体がブレたこと=票ほしさで場当たり的対応を繰り返したことに大きく求められるだろう。
自民党を熱狂的に支持したというより、民主党があまりにふがいなく、自民党しか入れることができなかったという層が、この自民党大勝を演出した大きな要因として考えられるからだ。
様々な閉塞感から、今、日本の国民は変化を求めている。
なのに民主党は票がほしいために発言がブレる、実現性のない、あるいは国益にかなわない政策をふりまわす、支持団体におもねる、守旧派政党としてみなされているのだ。
これを改革派政党に変えなくては、民主党の浮上はない。
が、どうもわかっていないらしい→民主代表選、前原氏が立候補へ 野田氏出馬せず一本化(朝日新聞9月15日 = asahi.com)
かつて、森総理擁立を密室政治として批判していた民主党が、同じことをやっている。
自民党は、森後継を総裁選挙として一般党員による選挙を行い、従来の自民党論理からすれば異端の小泉氏を総裁としたことで、密室談合政治のイメージの払拭に成功した。
民主党も、せめて同じ方法をとって、“古い永田町”からの脱却をアピールしなくてはいけない筈だ。
牛歩や対案ださない反対などをしている場合ではない。
常に対案を出し、党内融和を優先せず、自らの支持団体と反するような改革を表に打ち出さなくては、今の自民党に対抗することはできないだろう。

一方の国民新党・新党日本が選挙互助会であったことはいうまでもない。
相変わらずこんなこと(→新党日本の長谷川参院議員、国民新党に復党の意向(朝日新聞9月12日 = asahi.com))をしているくらいである。
それも、無党派層と無関心層をごっちゃにして、変なイメージ戦略(田中長野県知事の担ぎ出し、印籠や掛け声など)をやった結果、個人後援会の力でだけしか当選できなかったという結果だ。
いずれにせよ、小泉総裁の間は当然として、来年、小泉が総裁を退いたとしても、今のままでは後継総裁を含め、党内にかなりの影響力を残すことは必至であり、復党は当分の間難しい。
ならば、彼らは“新党”として生きていかねばならない。
そのときに、彼らが生き残れる立ち位置は「自民党より右」しかないだろう。
今、自民党より左は、民主党、社民党、共産党と“左度合い”に応じて選択ができる。
しかし、近年、その人数を増大させていると見られる保守層には「より右」を選択できる余地がない。
新党が自民党より右の立場を鮮明にして、かつ、単なる反対政党ではなく是々非々で及べば、「民主よりはマシ」「自民党しか選択しがない」として投票した保守層を取り込むことができる筈だ。
単独で政権を担う規模には至らないであろうが、選挙結果次第によっては連立政権の一翼を担えるところまではいけるのではないだろうか。

今の野党は早急に自己改革を行い、自民党以外にも「選択肢」として遡上にのぼれるようになってほしい。 自民党が「ベスト」だと思って投票した人は、ほんの一握りでしかないのだから、「ベター」な選択肢があれば、それを人々は選ぶのだから。

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