Aug 30, 2005
ホリエモン
広島六区。郵政民営化に反対して自民党を離脱、国民新党を立ち上げた亀井静香氏に対する“刺客”として送り込まれたのがホリエモンことライブドア社長・堀江貴文氏だ。
以前のエントリを見ていただければわかる通り、私はホリエモンを評価していない。
そのため、「なぜ、こんな人物を擁立するのか」をいう批判には同意するものだ。
とはいえ、一応の郵政賛成派でありながら、自民党の公認は得ていない。
自民党が刺客として出馬を要請したものの、党内からの反発もあって……のような説明もされるが、私は今ひとつ納得していない。
その理由は、日本テレビ系の報道では、出馬を求めたのは自民党ではなく堀江氏側からだったという情報があったからだ。
日本テレビ系『バンキシャ』で、これは報道されたが、生出演中だった堀江氏は笑みを浮かべるだけで、その情報を否定しようとはしなかった。
そうだとすると、民主党・岡田代表が「堀江氏から会ってもらいたいという話があった」として8月16日に会談したという話が納得がいく。
つまり、出馬を目論んだ堀江氏は自分を公認してもらえないかと自民党にも民主党にも粉をかけていたのではないか(だから、岡田氏が「堀江氏から話があった」としている)。
それを前提とすれば、自民党は「うまくやった」といえるのではないか。
自民党が断った結果、堀江氏が民主党候補として立たれれば、その選挙区だけでなく全国的に話題をさらわれるのは確実で“小泉ブーム”に大きなダメージを与える。
かといって、自民党公認としてしまうと、党内からの反発はもちろん、さまざまな主張で相容れない候補を「知名度」だけで優先したとの批判が大きくなる可能性があった。
それぞれの危険をうまく回避し、かつ、おそらくは立候補がいなかったであろう亀井氏への対抗馬を用意することができたということで、選挙戦術としてはかなり優秀なのではないだろうか。
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