Jul 06, 2005

出来レース?

郵政民営化法案が衆議院で可決した。
五票差、あと三人が賛成に回れば否決されるという薄氷の可決であった──というのが各マスコミ報道の基調である。
が、どうも出来レースくささを感じるのは私だけだろうか。

今回の投票で反対にまわった自民党議員は37人、棄権・欠席は14人。
その内訳をみると

 旧橋本派52人中 反対16 棄欠3
 森派  51人中 反対1 棄欠1
 亀井派 29人中 反対12 棄欠1
 堀内派 34人中 反対3 棄欠5
 山崎派 27人中 反対1 棄欠2
 高村派 12人中 反対0 棄欠1
 河野G  9人中 反対1
 無派閥      反対3 棄欠1
 ※小里、二階Gは造反なし

となる。
綺麗に割り振ったな、というのが私の印象である。

先の都議選の結果もふまえると、公明党に選挙協力をしないといわれてしまえば、いわゆる大物議員はともかく、若手自民党議員としては死活問題である。
一方で、特定郵便局は大事な支持者である集票機構であり、あっさり賛成に回れば、これまた死活問題だ。
実際、こんな報道もある。

<郵政法案>造反議員たち、解散の回避には安堵?

 郵政法案の採決で、造反議員は「処分は甘んじて受ける」と話しながらも、解散の回避に安堵したのか、淡々とした様子だった。衆院本会議の議場。自民党議員が反対票を投じるたび、民主党議員席から拍手がわく。「賛成233、反対228」。可決が決まると、小泉純一郎首相はうれしそうに目を細め、無邪気に手をたたいた。
(毎日新聞) - 7月6日1時44分更新

やはり、解散総選挙はしたくないのである。 結局、「修正しました」「惜しいところまでいきました」として、「我々は最大限抵抗しました!」という言い訳作りをしたのだろう。
つまり、この「五票差」もこうなるように調整された結果だ、というのが私の見解である。

与野党の議席差が少ない参議院では可決があやぶまれているとの報道があるが、参議院自民党への影響力の強い青木参院幹事長は郵政民営化に賛成している。また多少の“造反者”を演出はするかもしれないが、否決はないというのが既定路線と見ている。

さて、この“読み”、あたっていますかどうか。 参院を見守りたい。

ところで、郵政民営化法案が委員会で可決された時に、部屋の後ろの方で「廃案」って紙をもって並んでた人たち──みっともなくて、選挙民として恥ずかしくなったのは私だけでしょーか。

Posted at 09:51 | WriteBacks () in 政治 | Edit
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