Jun 07, 2005
町村外相、フルスロットル?
なにか各社の報道がバラバラなのだが、全部まとめると、なにか町村外相がとばしているようだ。
「軍国主義批判とんでもない」 外相、国際貢献を強調(産経新聞6月6日 = Sanleo Web)
町村外相:親中派の福田前官房長官を皮肉たっぷりに批判(毎日新聞6月6日 = MSN-Mainichi INTERACTIVE)
「ごまをするから日中関係がおかしくなる」講演で外相(朝日新聞6月6日 = asahi,com)
町村外相「年内に日中首脳会談の実現を」(読売新聞6月6日 = YOMIURI ONLINE)
全部、6日の言動だ。
まず、外務省の会合にて。
「靖国神社に行ったから、日本は軍国主義だとか批判もあるが、とんでもないことで、赤字国債を出してまで政府開発援助(ODA)を一生懸命出し続け、90年代は世界一の供与額だったことは胸を張って国際社会に言える」
「(日本のODAは)平和な国家として諸外国の発展を助けることに大変な情熱を注いでいるという意味で、自信を持っていい」
と述べ、靖国参拝を非難する中韓に反論し、ODAの成果をアピール(逆にいえば、中国ODAの早期引揚の牽制?)。
次に、東京都内での講演にて。
自民党内親中派・福田康夫前官房長官が5月16日の衆院予算委員会で日中首脳の相互訪問が途絶えている状況を「異常だ」と批判したことについて「福田さんがそう言うのもおかしい。なぜかというと福田官房長官時代にもうすでに相互訪問が行われていないのだから」と皮肉たっぷりに反論。
更に訪中した野田元自治相が小泉首相との会談を中国・呉儀副首相が直前キャンセルしたことに「お互いの外交当局は(事前に)分かってやっているのではないか」と語ったということに、「誠に不愉快。私が知ったのは当日朝だ。どうしてそこまで、中国要人にへりくだらないといけないのか。ああいう形で無用に中国に行ってゴマをする人がいるから日中関係はおかしくなる率直に言わないと友好関係にならない」と痛烈に批判。
歴史史教科書問題については既出の繰り返しが含まれるが「一部の極めて左がかった学者やジャーナリストが韓国に行って『今度こんな教科書が出る。問題ですよ』と言う」と正しく原因を指摘した上で、「日本の軍国主義や韓国に対する植民地支配を賛美する教科書はない。教科書を執筆しているのは、どっちかというと左がかった人たち。左がかった教科書でないと、日教組が採択にもっていかない。ゴルフで言えば左OBすれすれの教科書を書くのだから、軍国主義を賛美するわけがない」と身も蓋もないない指摘。
東シナ海ガス田開発には「日本は日本の法律にのっとった形で粛々と試掘(手続きを)をやっていく。そうなったら、(中国側との)話し合いが進むかもしれない」と中国側を牽制。
一部発言は複数の報道のものを私が繋ぎ合わせています。一字一句は正確ではありませんが、要旨は変えていないつもりだ。
いずれにしても素晴らしい発言の数々で、全てが正論だ。
こういう人物が外相であり、はっきりものを言っているという事は、非常に頼もしい限りである。
それにしても、ほんの数年前なら、こうした発言のどれか一つでも、“問題発言”で辞任させられていたところだろう。
これは少しずつでも日本が、国際常識的に普通の国に近づいている証拠だと信じたい。
writeback message: