Apr 04, 2005
郵政民営化の肝
郵政民営化法案が山場を迎えたと報道されている。
民業の参入のハードルだの、その時期だのと報道がとびかっているが、その改革の本質はなにか、という論議が疎かのような気がする。
私が思うに、郵政民会の肝は、郵便貯金の民営化にある。
郵便貯金は残高が230兆円(平成15年度末)。単独で日本最大の預金残高をもち、個人貯蓄でみれば民間銀行全てと匹敵する預金残高をもつ。
これが、様々な形(国債、財投債、融資など)で官製事業(特に特殊法人)に投入されてきた。
そして、住宅金融公庫に見られるような無駄遣いを許し、最後は税金投入による後始末という結果を招いた。
郵政民営化により、これを阻止できるのかどうか。
そしてこれはまた、国家財政の効率化・健全化、官製事業の見直しに繋がるというだけでなく、族議員・地域利益誘導型政治の影響力を弱めることになる。
これは、まさに、国民が望んでいることではないだろうか?
だからこそ、この郵便貯金の流用を許さないようになるかどうかが、最大のポイントであるように思うのだ。
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