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Nov 30, 2004

民主党の迷走

首相は堂々と靖国参拝を フジテレビ番組で平沼氏(産経新聞11月28日)によれば、民主党の菅直人前代表は「太平洋戦争で日本人だけでも300万人が亡くなった。この戦争の指導者の責任はある。それを無しとするような形を取るべきではない」と、A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社への首相の参拝を批判した(岡田民主党前代表も同じような主旨を党首討論でこたえていた筈)。
一方、靖国問題で首相の姿勢を批判…民主・小沢氏(読売新聞11月28日)によれば、民主党の小沢一郎副代表は「『靖国参拝が自分の信念だ』というなら、堂々とそう言えばいい。今年は正月に行って、いいかげんなことでごまかそうとしているのが、日本が侮られる最大の問題だ」と述べ、首相の姿勢を批判したという。

大分、ニュアンスが異なる。
これでは、民主党は党内不一致の感を与え、支持を拡大することは難しいだろう。

靖国問題でみると、自民党でも加藤元幹事長らが小泉首相の参拝に反対を表明しているが、自民党はそうした派閥抗争を繰り返してきた歴史があるために、なんとなくみんながそういうものだと思って得をしている。政権担当政党の“既得権益”とでもいうべきか。 それに対して、これを奪取しなくてはいけない民主党は、自民党と同じようなことをしていては駄目だ。

私は、今の民主党を単純に応援するものではない。しかし、民主党が政権を現実の射程に収め、政党同士が切磋琢磨するような環境になれば、現在よりも政治の質は向上するだろうと期待するものだ。

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