Oct 06, 2004
適材適所の小泉新内閣?
産経新聞10月5日の社説によれば、町村新外相は、いわゆる「A級戦犯」を靖国神社から分祀すべきだとする一部政治家や中国の主張について、「政治権力者が『分祀しなさい』というのは、信教の自由への政治の介入になる」と反対の考えを表明し、小泉首相の靖国参拝を支持。また、対中ODA(政府開発援助)を今後も縮小していく考えを示唆。日朝関係については、拉致事件で誠実な答えが見いだされていくことが正常化交渉に入る前提条件で、その辺をうやむやにして正常化交渉に入ろうという前につんのめった姿勢はまずいとし、経済制裁も考慮に入れるべきだとしたという。
また、同日の記事によれば、中山新文科相は「もっと子どもたちが切磋琢磨(せっさたくま)する風潮を高めたい」「前回、政務次官を拝命してから13年がたつが、日本人が外国人に負けていることを痛感した。頑張らないと日本は大変なことになる。これまでの教育は競争しない方がいいという風潮があった」「現実の社会に出ると非常に厳しい競争にさらされる。ギャップを感じ就職しても辞める人もいる。21世紀の日本が世界の中でごしていくためには、競い合う気持ちが大事だと分からせたい」と述べたという。
町村氏は文相(文科相)時代(第2次橋本改造内閣、第2次森改造内閣)にも教科書問題や教育基本法改正問で毅然とした対応を示していたが、今度もなかなかの主張だ。さすがは父・金五氏以来の福田(安倍─森)派。中山氏も森派であり、福田以来の自民党右派の系譜が守られているようだ。
私は右派であるから指示をするという立場はとらないが、町村、中山両大臣の発言は、至極妥当なものであると考える。
もし、これが本当に実現できるのであれば、森派偏重・郵政民営化推進内閣という小泉新内閣は、それだけでない適材適所を実現していたといえるだろう。
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