May 24, 2005

中国苦慮?

小泉首相との会談中止 中国副首相「緊急の公務」(産経新聞5月23日=Sankei Web)
会談中止、政府関係者は「靖国絡み」の見方強める(読売新聞5月23日 = YOMIURI ONLINE)

来日していた中国副首相が、予定されていた小泉首相との会談をドタキャンして、帰国した。
外交的に異例であり、理由も「公務のため、本国へ帰る必要が生じた。他意はない」という連絡が入っただけだという。

このドタキャンの本当の理由は、16日に小泉首相が靖国参拝について「他国が干渉すべきでない」と発言したことが原因だという。
しかし、今までの中国であれば、会談した上で、強硬に靖国神社参拝中止を申し入れてきたいただろう。
それが、会談そのものを中止し、表向きは靖国問題が理由でないとしているのは、明らかに従来の態度と変化しているように思える。

思うに、ある意味で中国は苦慮しているのではないだろうか。
会談すれば、靖国問題を話題にせねばならない。しかし、小泉は、それを受け入れないと中国は判断したのだろう。
そうなると、反政府運動に繋がる可能性のある反日運動を激化させることになるし、経済支援はしてほしいのに日本側が“冷える”可能性も高くなる。
それを中国側は嫌ったのではないか。
外交儀礼に反するとしても、そちらのほうがマシだと中国は判断したということではないだろうか。

もっとも、我々日本国民にしたところで、会談をして変な約束をされたりしないで、本当によかった。

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