Mar 18, 2005
領空侵犯したかのような誤誘導
韓国防空識別圏に自衛隊機が接近…韓国側発表(読売新聞3月17日=YOMIURI ON-LINE)によれば、韓国軍は竹島付近で航空自衛隊の偵察機1機が韓国の防空識別圏に接近、韓国側が3回警告を行い、自衛隊機は2分後に引き返したと発表した。
なにか、いかにも意図をもって竹島に近づいたかのような印象を与える韓国側の発表だが、日本側の防衛庁発表によれば、日本防空識別圏内を飛行中で、日本の防空識別圏の内側約15kmの空域、竹島からは70km離れ、日本列島に沿うように飛行(=竹島に近づくような飛行ではない)していたという。
大体、竹島と隠岐の中間地点くらいの線であろうか。
この事件、韓国が過敏反応した、もっといってしまうと、いつもの自衛隊の飛行に、わざとこういう反応をして発表したのではないか、と想像する。
というのは、日本と韓国は米国を介した準同盟国で、同陣営軍だ。
自衛隊機も敵味方識別装置を有効にするなどして飛行していたと考えられる。これは、日本側が韓国機は視認できなかったので機種はわからない、としているのに対して、韓国側は早期に自衛隊機がRF-4(F-4ファントムの偵察機型。日本が保有する唯一の戦術偵察機)であると把握していることからも類推される。
準同盟国の非武装機(RF-4は基本的には武装不可)が、自国防空識別圏内を、自国土と並行に飛行していることに、スクランブルをかける。
これは軍事常識として異常ではないだろうか?
また、韓国側の発表では、自衛隊機が、日本側防空識別圏内にあったことは、述べていないようだ。これも考え合わせると、自衛隊機がまるで領空侵犯を意図していたかのようなミスリードを誘い、“日本の脅威”を煽りたてるための行為ではないかと想像させるに十分だろう。
writeback message:
