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Apr 18, 2004

解放人質はイタリアに感謝を

元人質3人に加え、その後に拘束されていた2人も解放された。
無事に帰還されたことを、まずは喜びたい。

一方、これと並行するように、イラクでは外国人の拉致が相次いでいる。中でもイタリア人は一人が実際に殺害されるという痛ましい事態になってしまった。
しかし、イタリアは首相・野党とも、それにひるまず「イタリア軍撤退せず」を表明した(ただし、伊は首相がマスコミ王でもあるので、イタリア発の報道は割り引いて考えなくてはならない)。
この事件は、邦人3人の解放前におきている。もし、ここで、イタリアが軍撤退を発表でもしていたら、人質戦術は有効であるとなって、人質は解放されなかったかもしれない。
殺害されたイタリア人も「イタリア人の死に様を見ろ」と叫びながら、最後まで抵抗しようとし、屈しなかったという。自己責任に伴う覚悟とはそういうものだろう。

もちろん、実際に人質を殺害されたイタリアが最も厳しい立場だったので、取り上げたのだが、各国もテロには屈しないという立場を明確に示していることで、人質戦術は有効でないという印象を与えて解放に貢献していることは忘れてはいけない。
そんな中で日本が自衛隊の撤退を決めていたら、どうなっていただろうか。日本国民のみならず、各国国民を危機にさらすことになっていたであろうことは容易に想像できるだろう。

■各社記事

不明邦人解放 政治宣伝に利用されるな(産経新聞社説4月18日)

[2邦人解放]「同じ愚を繰り返してはならない」(読売新聞社説4月18日)

「反省してほしい」人質5人に安倍幹事長が苦言(読売新聞4月18日)

人質にナイフの脅迫映像は演出 政府分析、早期に認識(産経新聞4月18日)

2人解放――人質事件で見えたこと(朝日新聞社説4月18日)

イラク邦人人質「自衛隊撤退せず」75%が不支持-緊急アンケート/京都(毎日新聞4月10日)
↑これ、たった20人へのアンケート結果って……

Posted at 23:11 in 国際 | WriteBacks ()
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