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Apr 13, 2004

小泉首相の家族との面会拒否

イラク拉致の家族は「小泉首相との面会」と「(政府に入ったものであれば確度をとわない)安否情報の提供」を求めている。しかし、政府側はこれを拒否している。この判断は正しい。

「情報」については、現在、文字通り生死を握るものだ。どんな情報を握っていて、それをどんな確度だと認識しているのか。それが外部に流出してしまうことは、今後の“交渉”に致命的悪影響を与えることはいうまでもない。自分の手札をさらしながらポーカーをやるようなものだからだ。

「首相との面会」についても、この「情報」の問題がつきまとう。
仮に首相と面会したとしても、首相は何も情報を話すことはできない。
また、首相が家族に何かを約束したり、考えを話したりすれば、それは、報道されてしまい、世界に日本の手の内をさらすことになる。
だから、この段階では首相は黙して語らず、原則を主張するだけというのがベストなのだ。

心情的には家族が求める要求はわからないでもない。
しかし、それが交渉を不利にするということを理解しなくてはならない。感情のみで取り乱せば、見苦しいという印象を国民に与えるだけでなく、テロリストにつけこめる隙があると誤解させる。そうなれば、拉致事件の解決がより一層難しくなることはいうまでもない。

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